海外のコンサートでおキモノを着たい！とおっしゃっていたＷ様。
３ヶ月ほどで着付けをマスターし、念願のザルツブルグ音楽祭へお出かけされました。
モーツアルトの生誕の地であるオーストリア ザルツブルグでは年間を通して音楽祭やコンサートが催されています。
特に、7月下旬から8月下旬に開催されるザルツブルグ音楽祭は、世界のトップオーケストラや指揮者、ソリストが集う世界的に有名な音楽祭の一つです。
左側にザルツブルグ音楽祭の主会場である祝祭劇場があり、
右手前にはモーツァルトがオルガン奏者を務めた大聖堂があります。
今世紀最高の歌姫と称されるアンナ・ネトレプコが出演した「マノン・レスコー」。
岩盤をくりぬく様に建設された祝祭劇場のひとつ、フェルゼンライトシュトーレ。
舞台が岩に囲まれたオープンエアの劇場で舞台後方のアーチも岩盤を利用して作られています。
“この会場での「コシ・ファン・トゥッテ」は楽しく、アリアもアンサンブルも素晴らしかったです。”とおっしゃっていました。
岡本隆志さんの夏紬地型染小紋に宮古上布名古屋帯のお支度です。
お一人でのお出掛けでしたが、キモノ姿で日本人と分かり、声をかけられお友達も出来たとか。
会場では、Ｗ様以外にも数人おキモノの方がいらしたそうです。
日本の伝統あるおキモノで海外へ・・・とても素敵ですね。
Ｗ様、お写真ありがとうございました。
