6/6(木)より染織こうげい神戸店にて「古代布・上布・夏衣展」を開催いたします。
万葉集にある「あらたえの布衣を…」とうたわれているのは、藤布、楮布、榀布、葛布などの日本の古代布です。山野に自生する草や木の樹皮を剥ぎ取り、川に晒し、糸を績み織られていた古代布も、弥生時代の農耕文化の発達につれ、麻の栽培が盛んになり、自然布の時代へやがて江戸期の木綿の出現へと日本人の衣生活は変遷していきました。きもの文化により細々とながらも古代布・自然布の神秘性と日本人の感性に伝承され生き抜いてきた美しくしたたかな布があります。
津軽こぎん刺(手績麻本藍地)帯 刺し糸:しな糸・からむし糸
古代布(葛布 八寸/藤布 八寸/榀布 八寸)
曽根武勇 夏網代着尺
先日発売された「美しいきもの」夏号に掲載された、手績苧麻糸 八重山上布きものや、喜如嘉芭蕉布 八寸などもご用意しております。
ぜひお越しください。
染織こうげい神戸店「古代布・上布・夏衣展」
とき:6/6(木)〜6/10(月) 11:00〜18:30
ところ:染織こうげい神戸店
〒650-0021 神戸市中央区三宮町2-5-12(火・水定休日)