山形県の一部地域で作られている「しな布」の八寸帯です。
榀(しな)の木の樹皮から中皮だけを取り出し、川に晒して不要な部分を洗い流しながら繊維を丁寧に抽出。その繊維に撚りをかけて糸とし、時間と手間を惜しまず織り上げられています。
深みのある焦茶の地色に、さりげない縞模様が映え、自然素材ならではのあたたかみと、手仕事のぬくもりを感じさせます。素朴でありながら、洗練された大人の装いにぴったりの一本です。
自然と共にある暮らし、手間をかけて生まれる美しさを、ぜひお手元で感じてください。
しな布八寸 手引細糸




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帯(八寸)