松原染織工房を訪ねました。NO.1

松原染織工房の最大の特徴は型付けから藍染までを一貫して自身の手作業により
行なうことにあります。
すまし建てという天然藍発酵建ては、蒅が藍甕の中で溶け出した容分の上澄み液を
何度も取り除き色素の純度を高めながらサラリとした藍液を作ります。
糸染と違い両面に糊を置いた反物を藍甕に抵抗無く沈ませていくことにより、糊が
溶けにくく数度の藍染が出来るのです。
不純物を取り除く程、発酵までの時間もかかり難しいのですが手間ひま掛けただけ
藍液の純度は上がり、松原工房の澄んだ藍色となります。

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松原染織工房は左から忠さん、与七さん、孝司さんの三人により継承されています。

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藍染をする与七さん

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